≪道具編≫サビキ釣り①(仕掛け巻き)
去年のタチウオシーズンの後半は
朝マズメのタチウオ時合が終了したら
アジをまずサビキで釣って
それをエサに飲ませ釣りをするというのに
シーズン終わりまでハマっておりました。
思い返すと
去年はホント、タチウオやサゴシのベイト
となるカタクチイワシやマイワシが
阪神間の釣り場に入って来なくて…。
少ないのでは無くて全く見かけ無かった
という表現が正しかったかも?
早朝からタチウオ狙いで
波止の上に立っていると
例年なら
朝日が上がるとともに、足元の海面一面に
気持ち悪いくらいの量のカタクチイワシが
「ざわわ〜」と入って来て
するとそれを追って来たのか
波止のあちこちでタチウオがポンポン
釣れだして
「時合突入〜!」「そっりぁぁぁ〜!」
みたいな感じだったんですが(^_^)v
でも去年はそんな光景がほとんどなくて…。
もし、タチウオの時合が無くて渋かったとしても
次の釣りとして
午前中いっぱいは同じ波止で
今度はカタクチイワシがサビキでポロポロ釣れる
ファミリーフィッシングタイム〜!
みたいな感じだったのですが…。
去年は代わりに?
アジがもれなくバンバン釣れました(^_^;)
お陰さまで、引き続き飲ませ釣りをするのに
エサ(活アジ)には困らなかったですねぇ。
例えタチウオが釣れなくても
飲ませ釣りで青物が釣れなくても
アジは良いお土産になりますので
「ボウズ逃れ」(^_^;)
という意味でも、去年はとても助かりました。
また、普通そういう時には
釣れたら仕掛けを
ぐちゃぐちゃにする厄介なサバも
釣果に混じるのですが
そんなことも少なかったような気がします。
で、この春に阪神間で中サバ爆釣!(^_^;)
多分、去年ほどサビキ釣りをしたシーズンは
過去に私は無いかもしれません(^_^;)
だからサビキ仕掛けは釣行時は
毎回使用してましたし必要でした。
前回の記事で
サビキ釣りは非常に手がるで簡単で
釣り初心者のパパもママもお子様も
気軽に始められる楽しい釣りだと
書きました。
でも…
そういう釣り初心者のパパさんママさんは
釣り終わった後の、釣具や残ったエサとか
どうしているんでしょうかね?
サビキ釣りは始めるのは簡単なんですが
意外と後片付けが大変ですねぇ。
まさかですが、毎回の釣行のたびに
仕掛けは使い捨て、残ったアミエビも
海へ「ドボ〜ン!」と捨てて帰ってたり
してないか?と
ふっと私は気になるわけです(^_^;)
今回はちょっと仕掛けの話からしますと…
現在、たいていのサビキ仕掛けは
パッケージを開けて
付属のサルカンの「サオ側」を
「スルスルスルー…」と抜くと
8本くらいあるエダスが順番に
これまた「スルスルスルー…」と出て来て
出し切った端っこのサルカン「カゴ側」に
アミカゴを付ければ、ハイ!完成〜!
このシステムを考えた人、天才っすね(^_^)v
さて、釣りが終了し、仕掛けをリサイクルして
また今度使おうと
今度はコレを元のパッケージに戻すのは
「めっちゃメンどいっ!」
イヤ、実際に戻してる人がいるとすると
「めっちゃエラいっ!」
私には複雑すぎて無理ですね(^_^;)
ハリが2〜3本くらいしかない投げ釣り仕掛けや
胴付き仕掛けなら、まぁとりあえず
元のパッケージに「グルグルー」と
巻いとけば良いでしょうが
ハリが8本もあって、しかも仕掛け自体が
結構長いサビキ仕掛けはとても厄介なんです。
「あぁ〜面倒くさ!」
「まだ使えそうやけどもう要らんわ!」
ゴミ箱にポ〜ィ!
もしくは あろうことか
海へポ〜ィ!!
それ ダメダメ〜 ですよ(^_^;)
仕掛け巻きは市販の物が釣具屋さんに
あるみたいなんですが
何かサビキの仕掛けに対応出来そうな
物がネットでもあまり良い物が
見当たらないんですよねぇ…
それにそれ使うと
何か巻くのがかえって面倒くさいことに
なってるような気がして…(^_^;)
そこでちょっと私の仕掛け巻き?
の話をさせていただくと…
まず材料は、「プラ段」です。
(プラスチックダンボール?)
これはわざわざ仕掛け巻きを作るためだけに
買ったのではなく
他にいろいろ用途があったので1枚購入。
今回はたまたま家の中に端切れがあったので
それを使います。
良く街なかで引っ越し作業とかで
傷つけ防止のために、玄関や階段の壁に
貼りまくってある青とか白色の板
アレですわぁ(^_^)v
ちなみにプラ段って、こんな感じ…
1枚だいたい600円くらいかな?
いろんな色があるんですが
今回色はあんまり関係ありません。
それより
売ってる大きさが 900mm×1800mm…
デカくね…(^_^;)
厚みは2.5mmかな
それにしても大きさがほぼタタミサイズ…?
デカい買い物なので(軽いけど)
ホームセンターまでは車で買いに
行きましょう(*_*;
まぁとりあえず用途が多いので
1枚あると何かと便利なんですよ。
これを今回は10cm×15cmの
ハガキサイズに
カットして使います。
ちなみに、1枚のプラ段でこの仕掛け巻きが
計算上約100枚作れます。
お〜 とぉ〜 くぅぅ〜♫
そんなに要らんか〜?(*_*;
で、このままでは使いにくいので
少しだけサビキ仕掛け用に
工作用ハサミで加工していきます。
こんな感じ…
ハサミを使って
三角の溝を2ヶ所。
その他切れ目を何ヶ所か入れておきます。
まずはアミカゴにつけるサルカンの方から
切れ目に留めて、後は幹糸を巻いて行きます。
そのとき留めた切れ目のところに
「カゴ」って書いておきます。
三角の上下の溝に縦に幹糸を巻きながら
エダスが来たらハリをプラ段に打ち
また幹糸を縦に巻く。
そのときエダスと幹糸を「ピーン」と張って
くださいね。
最後にサオ側のサルカンをプラ段の切れ目に
留めて。
留めたところには
「サオ」って書いておきます。
こんな感じ
次回釣り場に着いたら、この「サオ」側から
タックルを組んで行き、仕掛けを解いて行きます。
※「カゴ」側からじゃないですよ(注意)
最後にサルカンにアミカゴをつけて完成です!
この仕掛け巻きの良いところですが
①安いのでコスパが良い。
釣り場で無くしても全然平気!
②自分のタックルバッグの大きさに
合わせて自由にカットできる。
工作用ハサミで簡単に。
③薄くて軽いのでコンパクトに収納できる。
④防水なので濡れた仕掛けをそのまま巻ける。
ちなみに私は個別に包装して
中身が見分けやすいように
種別やサイズを包装紙に書いておきます。
慣れてきたら、釣り終了後には
サクサク巻けるようになりますよ。
しかもキレイに✨
私はこの仕掛け巻きを使って
去年はダイソーのサビキ仕掛け(108円税込)
1セットだけを
釣行4回くらい使い倒しましたぁ(^_^)v
似たような素材で
スポンジマットとか
ダンボール紙とかありますが
カバンの中でかさばったり
水濡れに弱かったりしますので
私は断然「プラ段」が主流です。
もしプラ段に近い素材があるのなら
それを活用しても良いと思いますよぉ〜。
次回はエサのお話しにしましょう(^o^)/